ケヤキ
Zelkova serrata
- 別名  ツキ
- 分類  落葉高木
- 科名  ニレ
- 属名  ケヤキ
- 原産地  日本、朝鮮半島、台湾、中国
観賞時期など
- 花  4月
- 紅葉  11月
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
日本で最も大きくなる樹木の一つ
ケヤキ
解説
本州、四国、九州の山野や山裾などの肥沃な場所に生え、日本で最も大きくなる樹の一つとして知られ、高さは30mに達する場合もあることから、『ケヤケキ木(顕著な木)』の意味で名づけられたのではないかといわれています。幹は直立し、箒を逆さにしたような姿が特徴で、新緑と紅葉が繊細で美しく、街路樹や公園の緑陰樹、景観樹、シンボルツリーなどによく利用します。材は耐久性に優れ、狂いが少なく、木目も美しいことから、日本で最良の広葉樹材として知られています。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。日当たりや水はけのよい肥沃な適湿地に植えます。放任しても端正な樹形にまとまる自然樹形が美しいので、剪定は繊細な枝先を活かすために枝抜きとし、ぶつ切りなどの強い剪定は控えます。穿孔害虫やアブラムシ、イラガなどが発生することがあるので、見つけ次第、薬剤等で駆除します。