クワ
Morus alba
- 別名  マグワ、カラヤマグワ、マルベリー
- 分類  落葉高木
- 科名  クワ
- 属名  クワ
- 原産地  中国
観賞時期など
- 花  ー
- 紅葉  11~12月
- 実  5~6月
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
近年はマルベリーとしておなじみ
マグワ(♂)
解説
5~6月ごろに熟す黒紫色の甘い実が魅力で、生食のほかジャムやジュース、果実酒などに利用します。本来は葉を蚕の餌として栽培してきましたが、養蚕業の衰退とともに見かけなくなりました。近年は実を楽しむためにマルベリーの名前で、果実の大きな品種を家庭果樹として利用しています。薬用植物としても知られ、葉はお茶にも利用します。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。雌雄異株なので実を楽しむには雌木を植えますが、自家結実性のある苗木を植えるとよいでしょう。日当たりや水はけのよい、肥沃な場所を選んで植えます。生長が早く高木になるので、適宜、切り戻しを行って樹形を整えます。カミキリムシなどの加害が多いので、見つけ次第、薬剤等で駆除します。