解説

公園や庭園などに植えられ、刈り込みに耐えることから比較的自由な高さで刈り込んで利用できる小形のタケです。地下茎が地中の浅い所を這うことから、屋上庭園や人工地盤での利用も多く見られます。東京浅草の大鳥神社の酉の市でお多福のお面をこの竹を使って吊るしたことから、この名前がつきました。

手入れ

高さを自由に刈り込めることから比較的管理は容易で、6月ごろに伸びた稈を刈り込みます。盛夏に深く刈ると芽出しが遅れて見苦しいので注意します。環境適応性が高く、用途が広い特徴があります。ササ類を使った地被類と共通ですが、施工時には費用が多くかかりますが、刈り込みは年1回で済むので維持管理費は低く抑えることができます。