サルナシ
Actinidia arguta var. arguta
- 別名 ー
- 分類 落葉つる植物
- 科名 マタタビ
- 属名 マタタビ
- 原産地 東アジア
観賞時期など
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域

ナシに似た実を
サルが食べたという

サルナシ
解説
東アジアに広く分布する落葉性つる植物です。岩石や他の樹木につるが絡みつき、長さは30mにもなります。雌雄異株で、5~7月に花が咲きます。8~10月につく実は長楕円形の液果で、長さ約2.5cm、緑黄色に熟します。名前の由来は、ナシに似た実をサルが好んで食べたことと言われますが、クマなどにとっても貴重な食料です。この果実は人間も生食したり、果実酒にしたりします。アイヌには、サルナシのつるで神の姿を編むと、死にかけている人の魂を呼び戻せるという伝説があります。つるは上部で腐りにくく、吊橋の材料や筏を組むのに用いられました。手入れ
暑さや寒さに強く、また、ある程度の乾燥にも耐える強健な植物です。実を収穫したあとの10月ごろと、芽吹きの前の2月ごろに肥料をあたえます。