サクラ‘御殿場桜’
Cerasus ‘Gotenba-zakura’
- 別名  ゴテンバザクラ
- 分類  落葉高木
- 科名  バラ
- 属名  サクラ
- 原産地  園芸種
観賞時期など
- 花  4月上旬
- 紅葉  10~11月
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
小形で花つきが良いのが特長
御殿場桜の花
解説
静岡県の御殿場市永塚や印野で稀に栽培されていることからこの名前がつきました。御殿場農園の渡辺健治氏が発見し、流通するようになりました。マメザクラとほかのサクラ(種類は不明)との間に生まれた交雑種で、花は一重咲きの大輪で蕾は色が濃く、開花すると淡紅色となります。マメザクラの特性を受け継ぎ、小形で花つきが良く、挿し木で容易に増やせるので、庭園や建物周りの外構、ガーデニングなどのほか、盆栽や鉢植えとしても利用します。 (参考資料:『桜図鑑』公財日本花の会)手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。日当たりや水はけのよい、肥沃な適湿地を選んで植えます。枝が細く、横広がりの広卵形の樹形が美しいので、樹形を乱す徒長枝や懐枝などを枝抜きする程度で、剪定は極力控えます。病害虫の発生が多いので、見つけしだい、薬剤等で駆除します。