オンツツジ
Rhododendron weyrichii
- 別名 ツクシアカツツジ
- 分類 落葉低木
- 科名 ツツジ
- 属名 ツツジ
- 原産地 日本(紀伊半島、四国九州)
観賞時期など
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域

明るい新緑の林間に朱色の彩りが目立つ

オンツツジ花
解説
紀伊半島や四国・九州などの低い山地の林縁や岩場などに生えます。葉がミツバツツジのように枝先に3枚輪生しますが、開花はやや遅く、葉が出る前かほぼ同時に開花する遅咲きのツツジで、明るい新緑の林間に朱色の彩りがよく目立ちます。生産はあまりありませんが、雑木植栽や庭園などの彩りに使います。手入れ
植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。なお、成木の植栽はやや難しいので、コンテナ栽培品や畑で栽培された根のしっかりした養生品を利用するようにします。落葉樹林の林床などの半日陰や明るい日陰が適地で、水はけのよい、酸性の肥沃な適湿地に植えます。刈り込まず大きく育てて、野性味のある姿を活かすようにすると、花いっぱいの美しい姿が楽しめます。