アスコットの樹名札

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ハンノキ

Alnus japonica

  • 別名  ー
  • 分類  落葉高木
  • 科名  カバノキ
  • 属名  ハンノキ
  • 原産地  日本、台湾、中国、朝鮮半島、ウスリー、南千島

観賞時期など

  • 花  ー
  • 紅葉  ー
  • 実  ー
  • 香り  ー

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


果穂を染料として用います

ハンノキ

 解説

かつては、湿田の畔に植えて、刈り取った稲を干すための稲架木(はさぎ)に利用しました。水湿地を好むことから水辺や地下水位の高い場所の緑化に利用することが多く、最近は放棄水田に群生する姿を見ることがあります。花は早春に葉が芽吹く前に細長い雄花穂が垂れ下がって開花し、秋に熟す果穂はタンニンを多く含むので染料として用います。

手入れ

植栽は葉の落ちた時期であれば比較的自由に行えますが、厳寒期は避けるようにします。生長が早く水湿地など植栽条件の厳しい環境に利用することが多いので、一般的にはコンテナで仕立てた幼樹を用います。水湿地の緑地回復などに用いることが多いので、管理は行わず、自由に伸ばして野性味のある姿を活かします。