カイヅカイブキ
Juniperus chinensis ‘Kaizuka’
- 別名  貝塚伊吹
- 分類  常緑高木
- 科名  ヒノキ
- 属名  ネズミサシ(ビャクシン)
- 原産地  園芸種
観賞時期など
- 花  ー
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
螺旋状に伸びる火焔のような樹形
カイヅカイブキの樹形
解説
イブキの園芸品種で、側枝が螺旋状に伸びる火焔型の樹形が美しく、厳しい都市環境にも耐えて良く生育するので、針葉樹としては最も広く植栽されている樹種の一つです。潮風に強いので臨海部での利用や、枝葉が密生して遮蔽効果が極めて高く、萌芽・復元性に富むので、生垣や遮蔽植栽、仕立物などといろいろな場面で利用できます。手入れ
植栽は3~5月、10~11月ごろが適期です。代表的な陽樹の一つで、日当たりのよい場所を選んで植えるようにします。日陰では生育が衰えて枯死することになります。刈り込みにはよく耐えますが、強く刈り込みすぎると針状の葉が出て見苦しくなるので注意します。なお、梨やカイドウの病気としてよく知られている赤星病の中間宿主となるので、梨の栽培地やカイドウの近くには絶対植えないよう注意します。