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コウヤボウキ

Pertya scandens

  • 別名  高野箒
  • 分類  落葉低木
  • 科名  キク
  • 属名  コウヤボウキ
  • 原産地  日本、中国

観賞時期など

  • 花  9~10月
  • 紅葉  10~11月
  • 実  ー
  • 香り  ー

植栽可能域

※緑色部分が植栽可能域
植栽可能域


キク科では珍しい樹木性植物
かつては枝をほうきに

コウヤボウキの花

 解説

キク科では珍しい樹木性の植物で、樹高は1m程度になります。名前は昔、高野山では竹を植えることが禁じられていたことから、この枝を使ってほうきをつくったことから名づけられました。また、京都の伏見では、酒桶の濁りの泡をふきとるのに使います。花は秋に咲き、細く小さな筒状花が10数個集まった頭花を枝先につけます。

手入れ

秋に咲くかわいい花を愛でて山野草として鉢植えで、また、雑木植栽の彩りとして下草に利用することなどはありますが、一般的には植栽しません。開発などによる種の保存のための移植などを除いて、自生地にそのまま残し、開花している姿を観賞します。自生地の環境が悪化し生育が衰えるようであれば、悪化原因を除去し、良好な自然環境を保持するように管理します。