アキノキリンソウ
Solidago virgaurea ssp. asiatica
- 別名  ー
- 分類  落葉宿根草
- 科名  キク
- 属名  アキノキリンソウ
- 原産地  日本、朝鮮半島
観賞時期など
- 花  8~11月
- 紅葉  ー
- 実  ー
- 香り  ー
植栽可能域
※緑色部分が植栽可能域
山野の秋を彩る草本
アキノキリンソウの花
解説
日本全国の山野に普通に見られる小型の多年草です。日当たりのよい草原や明るい落葉樹林の林床などに生え、名前に秋の名が冠されているように日本の秋を彩る代表的な草本です。帰化植物で花粉症の原因となることで嫌われている北アメリカ原産のセイタカアワダチソウと同じ仲間です。初夏に咲くベンケイソウ科のキリンソウの花に似ていて、秋に咲くことから名づけられました。手入れ
秋に開く黄色の花が美しく、山野草として楽しめるので個人庭園や鉢植えで利用することはありますが、一般的には植栽することはあまりないので、開発などによる種の保存のための移植などを除いて、自生地にそのまま残し、美しく開花している姿を観賞します。ササやススキなどの高茎草本が繁茂して生育が衰えるようであれば、草刈りなどを行い良好な自然環境を保持するように管理します。